タイトル

科目名[英文名] ★有機構造解析[Organic Structure Determination] 
担当教員[ローマ字表記] 西村 達也[NISHIMURA, Tatsuya] 
科目ナンバー CHEM3124A  科目ナンバリングとは
時間割番号 32203  科目区分 ----- 
講義形態 講義  開講学域等 理工学域 
適正人数 -----  開講学期 Q1,Q2 
曜日・時限 木2  単位数 2単位 
授業形態   60単位上限  
対象学生 ----- 
キーワード 構造決定,立体化学, 遠隔、オンデマンド教材、テストも対面にします。  
講義室情報 自然科学本館(総合研究棟Ⅳ) 205講義室 
開放科目 ----- 
備考 ----- 

授業の主題
様々な分光分析を通した有機化合物の構造同定

 
授業の目標
スペクトルの測定原理を把握し,それらのスペクトルによる有機化合物の構造決定法を習得する。

 
学生の学修目標
1.立体異性体の命名法・表記法を習得すること
2.光学活性体の分離法を知り,光学純度を決定する原理を理解すること
3.基本的な有機反応の反応機構や生成物の構造を立体化学的に解釈・予測できること
4.分光学的スペクトルから有機化合物の構造決定法を習得する
 
授業概要
1. オリエンテーション
2. 核磁気共鳴分光法 1
3. 核磁気共鳴分光法 2
4. 核磁気共鳴分光法 3
5. 核磁気共鳴分光法 4
6. 核磁気共鳴分光法 5
7. 核磁気共鳴分光法 6
8. 質量分析スペクトル
9. 赤外分光スペクトル 1
10. 赤外分光スペクトル 2
11. 立体配座と立体配置,立体異性体の命名法・表記法
12. 光学活性体の分離法と光学純度の定量
13. 基本的な反応の機構を立体化学 1
14.基本的な反応の機構を立体化学 2
15.期末試験
受講にあたっては充分な自学自習を行うこと。
 
評価方法と割合
評価方法
その他/Other methods 次項の項目及び割合で総合評価し,次のとおり判定する。
「S(達成度90%〜100%)」,「A(同80%〜90%未満),「B(同70%〜80%未満)」,「C(同60%〜70%未満)」を合格とする。し,「不可(同60%未満)」を不合格とする。
試験の総得点が60%以下でも,合否ボーダーラインの場合はレポートの提出率を考慮する。


 
評価の割合
中間・学期末試験 80 レポート 20
 
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
予習に関する教材
 
復習に関する指示
配付資料を熟読すること
 
復習に関する教材
 
教科書・参考書
参考書
参考書 書名 ISBN
4807905066
著者名
出版社
出版年
2017
参考書 書名 ISBN
4759808604
著者名
出版社
出版年
2017
 
教科書・参考書補足
レポートの課題や提出日はAcunthus Portal上の物質化学類「有機構造解析 (3年次前期)」に掲載するので,各自閲覧・downloadする。

教科書:なし 講義用プリント:Acunthus Portal上の物質化学類「有機構造解析 (3年次前期)」,「解説」からdownloadして印刷しておくこと
参考書:Buxton,Roberts「基礎有機立体化学」(化学同人)
   :Silversteinら「有機化合物のスペクトルによる同定法」(東京化学同人)
 
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
予定・在室確認後(234-4782,nishimura@se.kanazawa-u.ac.jp)、随時来室可(自然研1号館1C619)。

 
履修条件
その他履修上の注意事項や学習上の助言
・実際には3次元構造をとる有機化合物を規則に従って紙面に記述するのは,その逆も含めてかなりの練度を要する。分子構造模型は大いに理解の助けとなる。
・不斉合成と生成物の旋光度測定は物質化学工学実験Ⅳの必修テーマのひとつになる。
・初回の授業までにWebLearnTDSから講義用プリントをdownloadして印刷して持参すること。

受講にあたっては充分な自学自習を行うこと。
 
特記事項
カリキュラムの中の位置づけ
有機化学基礎I,II,有機化学I,II,有機反応論と密接かつ相補的な科目
この科目を修得すれば、化学コースが掲げる次の学習・教育目標の達成に寄与します。「環境対応型研究、高度選択型研究、超分子創成型研究の3分野に対応した実験や講義を通して、高度に専門的な問題に対応するための応用化学的センスを身につけ、生涯学び続ける意欲を養います。」(目標B4)
 

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