タイトル

科目名[英文名] 生物物理学[Biophysics] 
担当教員[ローマ字表記] 古寺 哲幸[KODERA, Noriyuki], 渡邉 信嗣[WATANABE,Shinji] 
科目ナンバー PHYS3705A  科目ナンバリングとは
時間割番号 31033  科目区分 ----- 
講義形態 講義  開講学域等 理工学域 
適正人数 -----  開講学期 Q1,Q2 
曜日・時限 水2  単位数 2単位 
授業形態   60単位上限  
対象学生 ----- 
キーワード タンパク質, 核酸, 生体膜, 分光法, 顕微鏡法 【遠隔(オンデマンド教材型)】 
講義室情報 ----- 
開放科目 ----- 
備考 ----- 

授業の主題
生物物理学は、生命体を構成するタンパク質や核酸、さらには細胞に至るまでの生命現象が如何にして実現されているかを、物理、化学、計算科学的手法により統合的に理解することを目指す学問領域である。また、その理解を進めるための実験・解析技術や理論を開発し、物理化学量の定量化を行うことも生物物理学の大きな特徴である。生体分子や細胞についての基礎事項を学んだ後、生物物理学で利用されている研究手法について学ぶ。
 
授業の目標
タンパク質、核酸、脂質および細胞の構造と機能についてその概要を学ぶ。次いで、生体分子の種々の特性を計測するための生化学的手法から物理的手法、遺伝子工学や一分子計測技術などについて理解する。
 
学生の学修目標
タンパク質や核酸、細胞などの基本構造と機能を理解し、それらを計測するための生物物理学手法の基本原理とデータ解析法と解釈について理解する。
 
授業概要
第1回:タンパク質とペプチド
第2回:核酸
第3回:脂肪と脂質
第4回:分光学I:電磁波とその相互作用
第5回:分光学II:振動分光法
第6回:質量分析
第7回:超遠心分析
第8回:沈降平均法・沈降速度法
第9回:動的光散乱法
第10回:反応速度論の基礎
第11回:酵素の反応速度論
第12回:クロマトグラフィーと電気泳動
第13回:光学顕微鏡の基礎
第14回:結晶構造解析
第15回:一分子計測法

各回において、授業内容および提示した参考資料を復習しておくこと。各トピックに応じて小テストを実施する。
本授業では、一コマ90分の2割以上の時間について英語で講義を行うとともに、板書も必要に応じて英語で行う。
 
評価方法と割合
評価方法
次項の項目及び割合で総合評価し、次のとおり判定する。
「S(達成度90%~100%)」、「A(同80%~90%未満)」、
「B(同70%~80%未満)」、「C(同60%~70%未満)」を合格とし、
「不可(同60%未満)」を不合格とする。(標準評価方法)"

毎回短いレポートを提出することが求められる。
 
評価の割合
"授業には、3分の2以上の出席を必要とする。
レポート 50%, 出席状況 50%"
 
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
授業内容に関する復習を行うこと。
 
予習に関する教材
 
復習に関する指示
復習に関する教材
 
教科書・参考書
教科書
教科書 書名 ISBN
9784759815
著者名
出版社
出版年
2017
 
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
自然科学5号館 431(古寺)または218(渡辺)号室
オフィスアワー:9:00-17:00
 
履修条件
特になし
 
特記事項
特になし

ページの先頭へ