科目名[英文名]
応用化学実験Ⅳ[Laboratory Course IV]
担当教員[ローマ字表記]
古山 渓行
[
FURUYAMA, Taniyuki
],
前多 肇
[
MAEDA, Hajime
],
千木 昌人
[
SEGI, Masahito
]
科目ナンバー
CHEM2839C
科目ナンバリングとは
時間割番号
12410.1
科目区分
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講義形態
実験
開講学域等
理工学域
適正人数
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開講学期
Q3,Q4
曜日・時限
火3〜4
単位数
1単位
授業形態
60単位上限
対象学生
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キーワード
対面授業型, 結合形成, 官能基変換. 有機合成
講義室情報
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開放科目
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備考
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授業の主題
有機合成反応の実験
授業の目標
有機化合物の合成,分離,精製および同定等の操作を通して,各種試薬や実験器具および測定装置の取扱いに関する知識や技術を修得すると共に,講義で習った基本的かつ重要な有機反応を実験を通じて理解します。最終的には与えられた合成課題について実験計画を自ら作成し,それに倣って実験を実施,プレゼンテーションを行うことにより,有機合成実験に対する自主的な考え方や姿勢を身に付ける事を目的とします。
学生の学修目標
1.試薬類の物性などを理解し,基本的な取り扱いが出来ること
2.実験の手順を理解し,安全,確実かつ効率のよい操作が出来ること
3.実験操作や反応のメカニズムが説明でき,その他の有機反応にも応用出来ること
4.多くの人によく判り,普遍性のある報告・発表が出来ること
授業概要
1. 基礎的な有機合成実験(7-8回)
有機合成においてしばしば見られる反応を題材とし, いくつかの化合物の合成および同定を行います。
A. 炭素ー炭素結合形成反応:Claisen-Schmidt反応
B. 含窒素化合物を用いた複素環合成:Fischerインドール合成
C. エステル合成反応
D. 酸無水物の合成
2. 創生型実験(7-8回)
まず, 与えられた複数の課題の中から自分の興味あるテーマを一つ選択します。テーマに関連する文献・資料を元に自分たちで実験計画を作成し, 実際に実験を行います。
自分の行った実験の目的, 内容, 経過, 実験結果をまとめプレゼンテーションを行い, 他のグループおよび教員と議論します。
講義スケジュール
講義回
テーマ
具体的な内容
担当教員
1
2
3
4
5
6
7
8
評価方法と割合
評価方法
その他/Other methods 出席点,実験態度,実験報告書とプレゼンテーション等により総合的に評価。
評価の割合
記述箇所 実験態度(40%),実験報告書(30%),実験計画とプレゼンテーション(30%)の結果により総合判断して,100点満点で60%以上を合格。欠席により規定の実験ができなかった場合, 必要に応じて追加実験を行う。
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
受講にあたっては充分な自学自習を行うこと。
講義では、教員と学生による質疑応答によるアクティブラーニングを
行います。
予習に関する教材
復習に関する指示
復習に関する教材
教科書・参考書
参考書
参考書
書名
基礎有機化学実験
ISBN
4621040693
著者名
出版社
出版年
2016
教科書・参考書補足
教科書:担当教員が準備する実験用冊子
参考書:基礎有機化学実験 その操作と心得(丸善),有機化学実験の手引き[1],[3] (化学同人),新実験化学講座(丸善),ボルハルト,ショアー著 現代有機化学(化学同人)
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
原則常時対応可能。直接来室(自然科学1号館1B519室)でも構わないが, 不在のこともあるので事前のメール連絡(tfuruyama@se.kanazawa-u.ac.jp)が望ましい。
履修条件
その他履修上の注意事項や学習上の助言
・実験経過の正確に記録するために専用のノートを用意すること。ノートの種類は問いませんが記載内容は成績に考慮します。
・事故防止のため白衣,保護眼鏡を着用のこと。また,学生傷害保険に加入しておくこと。
特記事項
カリキュラムの中の位置づけ
有機化学基礎,有機化学I・II,有機構造解析,有機反応論などを受講することが望ましい。
この科目を修得すれば、化学コースが掲げる次の学習・教育目標の達成に寄与します。
1.「環境対応型研究、高度選択型研究、超分子創成型研究の3分野に対応した実験や講義を通して、高度に専門的な問題に対応するための応用化学的センスを身につけ、生涯学び続ける意欲を養います。」(目標B4)
2.「幅広い産業の根幹で活躍できる人材の養成を目指して、グループ研究や創成実験、さらに卒業研究を通してチームワークの重要性を体感し、コミュニケーション能力とリーダーとしての資質を養います。」(目標C6)
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