タイトル

科目名[英文名] 応用化学基礎実験[Fundamental Laboratory Course in Applied Chemistry] 
担当教員[ローマ字表記] 長谷川 浩[HASEGAWA, Hiroshi], 山口 孝浩[YAMAGUCHI, Takahiro], 本田 光典[HONDA, Mitsunori], 前田 勝浩[MAEDA, Katsuhiro], 谷口 剛史[TANIGUCHI, Tsuyoshi], 太田 明雄[OHTA, Akio] 
科目ナンバー CHEM2833C  科目ナンバリングとは
時間割番号 12404  科目区分 ----- 
講義形態 実験  開講学域等 理工学域 
適正人数 -----  開講学期 Q3,Q4 
曜日・時限 木3〜4  単位数 1単位 
授業形態   60単位上限  
対象学生 ----- 
キーワード 【対面授業型】化学実験の基本的手法,データの整理,実験レポートの作成  
講義室情報 自然科学本館(総合研究棟Ⅴ) 108講義室 
開放科目 ----- 
備考 ----- 

授業の主題
応用化学に関する基礎的な実験技術を学ぶ。

 
授業の目標
応用化学に関する科目の内容を十分理解するには,講義と共に実験による教育が必須である。この基礎実験では,物質の基本的取り扱いならびに実験を行うための基礎的な知識,方法論,心構えを学んでもらうことを目標としている。また,単に実験を作業として行うのではなく,実験結果の考察を行いながら実験を組み立てていくことも体験を通じて学んでもらいたい。

 
学生の学修目標
1.化学実験の基本的操作ができること。
2.実験,調査等で得られた結果をまとめ考察を行い,わかりやすいレポ-トを作成できること。
3.実験課題に対して主体的に取り組み,自ら問題点を発見し,その解決法を探ることができること。

 
授業概要
当実験において,最初に共通的な化学実験器具の取り扱いを学ぶ。続いて2人程度のグループに分かれ,5つのテーマについて実験を行う。得られた実験結果について考察を行いレポートにまとめることで,実験の内容について理解を深める。
実験テ-マとして,(1)全体の説明(1回),(2)中和滴定(3回),(3)吸着平衡(2回),(4)重量分析(2回),(5)分別蒸留(3回),(6)固体物質の分離と精製(4回)を取り上げ,これらのテーマをとおして化学の基本的な実験操作法を身に付けるとともに,課題探求への自主的な取り組み方を学ぶ。
実際の受講形態は無機系実験((2)-(4))と有機系実験((5)-(6))を並列で開講する。2年生を名列順に半分に分け、前半グループは無機系実験を、後半グループは有機系実験を行い、7週後、各グループはもう片方の実験を行う。

 
評価方法と割合
評価方法
その他/Other methods 実験課題の予習および準備,実験に対する態度,およびレポートにより総合的に評価する。

 
評価の割合
レポート 50 演習の実施 50 記述箇所 実験への取組み方とレポートを同等に評価する。
 
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
 
予習に関する教材
 
復習に関する指示
復習に関する教材
 
教科書・参考書
参考書
参考書 書名 ISBN
4759802444
著者名
出版社
出版年
2017
 
教科書・参考書補足
・実験テキスト:担当教員が作成する実験指導書(無機系実験と有機系実験の2つ)(物質化学類応用化学コース編)
・実験参考書:化学実験の安全教育として「実験を安全に行うために」(化学同人)
 
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
実験のテーマごとに指導教員が随時受付ける。

 
履修条件
その他履修上の注意事項や学習上の助言
原則として,実験は欠席を認めない。安全に充分配慮すること。実験に適した服装を着用のこと。
また,必ず学生傷害保険に加入しておくこと
受講にあたっては充分な自学自習を行うこと.
講義では,教員と学生による質疑応答といったアクティブラーニングを行う.
 
特記事項
カリキュラムの中の位置づけ
3年時開講の応用化学実験を履修するためには,この科目の単位を修得することが必要である。
この科目を修得すれば,化学コースが掲げる次の学習・教育目標の達成に寄与します。
「応用化学の専門的職業人として必要な物理化学、有機化学、無機化学、分析化学、高分子化学の基礎学力とスキルを身につけるとともに化学的思考力を養います。」(目標B3)

 

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