タイトル

科目名[英文名] 有機化学Ⅱ[Organic Chemistry II] 
担当教員[ローマ字表記] 添田 貴宏[SOETA, Takahiro] 
科目ナンバー CHEM2123A  科目ナンバリングとは
時間割番号 12203.1  科目区分 ----- 
講義形態 講義  開講学域等 理工学域 
適正人数 40人程度  開講学期 Q3,Q4 
曜日・時限 木1  単位数 2単位 
授業形態   60単位上限  
対象学生 ----- 
キーワード 【遠隔、オンデマンド授業型】(中間試験と期末試験は大学にて対面で実施予定) ,有機化学, 反応機構 
講義室情報 自然科学5号館B 第4講義室(化学科) 
開放科目 ----- 
備考 ----- 

授業の主題
有機化学を学習する目的の一つは「どのようにして反応が進行するか」を理解することである。
有機化学基礎,有機化学Iなどで学習した知識を前提に、「はじめて見る有機反応について,合理的な反応機構をどのように書いていくか」を学習する。
 
授業の目標
有機分子を見る目を養い,有機反応を考察できるようにする。有機化学反応は,数少ない原理原則に基づいていることを理解したうえで,電子移動による反応機構を学生自らがを示すことができるようになることを目的とする。また,反応によって得られる生成物にどのような意味があるのかを学ぶ。
 
学生の学修目標
1 有機分子を見る目を養う
2 はじめて見る有機反応の合理的な反応機構を,自ら書けるようにする
3 反応生成物が合成中間体として,どのような意味があるのかを理解する
 
授業概要
1.pKaと電気陰性度
2.反応機構の書き方
3.カルボニル基への付加反応 (エステル,アセタール)
4.カルボニル基への付加反応 (イミン)
5.エノラート
6.アルドール反応
7.共役付加反応
8.二重結合の反応
9. ペリ環状反応1
10. ペリ環状反応2
11. ラジカル反応
12. カルベン
13. 立体化学解析
14. 環状化合物の立体選択的反応
15. 芳香族求電子置換反応

授業内容を確認するため,講義中に小テストなどを行う
 
評価方法と割合
評価方法
次項の項目及び割合で総合評価し、次のとおり判定する。
「S(達成度90%~100%)」、「A(同80%~90%未満)」、
「B(同70%~80%未満)」、「C(同60%~70%未満)」を合格とし、
「不可(同60%未満)」を不合格とする。(標準評価方法)
 
評価の割合
【授業には3分の2以上の出席を必要とする】

・(25)% 中間試験
・(50)% 学期末試験
・(25)% 講義内容確認問題
 
ルーブリック
【授業別ルーブリック】
評価項目評価基準
達成率:90~100%達成率:80~89%達成率:70~79%達成率:60~69%達成率:0~59%
有機化学IIの知識(中間,期末試験有機化学の知識を極めて正確に説明でき,また電子の移動について正確に描くことができる。軌道支配の反応についても正確に理解している。未学習の反応についても考察することができる。有機化学の知識を正確に説明でき,また電子の移動について正確に描くことができる。軌道支配の反応についても正確に理解している。有機化学の知識を正確に説明でき,また電子の移動について描くことができる。軌道支配の反応についても理解している。有機化学の知識および電子の移動について不正確である。軌道支配の反応についても正しく理解していない。有機化学の知識および電子の移動について正確に描くことができない。軌道支配について理解していない。
授業への参加度非常に積極的に授業に取り組む姿勢を示している積極的に授業に取り組む姿勢を示している授業に取り組む姿勢を示しているあまり授業に取り組む姿勢を示していない全く授業に取り組む姿勢を示していない
      
      
      
      
 
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
配付資料を読んで下さい
 
予習に関する教材
 
復習に関する指示
授業で配布される演習を行って下さい。
 
復習に関する教材
 
教科書・参考書
参考書
参考書 書名
「ボルハルト・ショアー 現代有機化学 上下」(東京化学同人,K. P. C. Vollhardt, N. E. Schore著,大嶌幸一郎,小田嶋和徳,戸部義人 訳)
ISBN
著者名
出版社
出版年
 
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
自然科学5号館709,随時
 
履修条件
有機化学基礎,有機化学Iを履修していることが望ましい
 
適正人数
40人程度
 
その他履修上の注意事項や学習上の助言
★オンデマンド授業には毎回その講義に関連した小問題を提示する。受講後に,答案をスキャンしたpdfファイルなどをLMSコースの指定の場所にアップロードすること。

★第4Qは対面型授業を取り入れる可能性もある。

★配付資料や演習課題による予習,復習を行うこと
 
特記事項
特になし

ページの先頭へ