タイトル

科目名[英文名] 数学的発想法[Mathematical Thinking] 
担当教員[ローマ字表記] 川越 謙一[KAWAGOE, Kenichi] 
科目ナンバー GSCI1601A  科目ナンバリングとは
時間割番号 73D0b.122  科目区分 ----- 
講義形態 講義  開講学域等 共通教育 
適正人数 80人  開講学期 Q1 
曜日・時限 火2  単位数 1単位 
授業形態   60単位上限  
対象学生 全学生(共通教育科目に係る卒業要件未充足の2年生以上優先) 
キーワード 【対面授業とオンデマンド教材型を併用】 対面の詳細は担当教員より連絡します。  
講義室情報 総合教育2号館 B10示範教室 
開放科目 ----- 
備考 ----- 

授業の主題
数学は多くの学問分野において、その法則を適切に表現するための言葉として用いられ、文系、理系を問わず必要なリテラシーとされている。学生は、数学の基本的技法に加えて応用的方法を学ぶことによって、数学の思考方法を習得し、根拠の確かな判断能力や生活の中で数学を活用する能力を身に付けることができるようになる。
 
授業の目標
数学を活用する事例を通して、数学の基礎概念のいくつかを学ぶ。具体的には、統計を活用する例として、平均や分散と数ベクトルと内積の関連の基礎を学ぶ。また、整数を活用する例として、情報化社会に欠かせない暗号理論の基礎を学ぶ。
 
学生の学修目標
・与えられたデータから、回帰直線、分散、相関係数などを計算できる。
・数ベクトルと内積から回帰直線が理解できる。
・最大公約数など、整数に関する基本的な計算ができる。
・m を法とする合同式を使った簡単な計算ができる。
・公開鍵暗号の基本的な原理を理解できる。
 
授業概要
特になし
講義スケジュール
講義回テーマ具体的な内容担当教員
1散布図の特徴を捉える:平方完成と回帰直線  
2線形代数の入門の入門  
3回帰直線再考(データセットの成す高次元空間の幾何)  
4ユークリッドの互除法と1次の不定方程式  
5m を法とする合同式
  
6フェルマの小定理と中国の剰余定理  
7公開鍵暗号, とくに RSA 暗号, の仕組み  
8前半:まとめ,後半:試験
  
 

評価方法と割合
評価方法
次項の項目及び割合で総合評価し、次のとおり判定する。
「S(達成度90%~100%)」、「A(同80%~90%未満)」、
「B(同70%~80%未満)」、「C(同60%~70%未満)」を合格とし、
「不可(同60%未満)」を不合格とする。(標準評価方法)
 
評価の割合
【授業には3分の2以上の出席を必要とする】
・( )% 中間試験
・(50)% 学期末レポート
・(50)% 出席状況と資料のアクセスとワーク(レポート)

上記の評価割合はだいたいの目安であり,調整があり得る。
 
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
教科書をじっくり読むとともに,定期テストに向けた自発的な問題演習が期待されている。予習課題に要する時間60分,授業後に内容を確認するのに要する時間30分,さらにそれらの学習時間を含め,期間を通して通算30時間の自習時間が必要である。なお、各講義中に数題の問題(ワーク)を課すが、それは、周りと相談しながら完成して、授業終了時に提出する。
 
予習に関する教材
 
復習に関する指示
復習に関する教材
 
教科書・参考書
特になし
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
最初の授業で指示します.
 
履修条件
その他履修上の注意事項や学習上の助言
授業は日本語で行います.
 
特記事項
特になし

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