タイトル

科目名[英文名] 心理学実験1[Psychological Experiments 1] 
担当教員[ローマ字表記] 荒木 友希子[ARAKI, Yukiko], 岡田 努[OKADA, Tsutomu], 小島 治幸[KOJIMA, Haruyuki], 谷内 通[TANIUCHI, Tohru] 
科目ナンバー PSY3001C  科目ナンバリングとは
時間割番号 42611  科目区分 ----- 
講義形態 -----  開講学域等 人間社会学域 
適正人数 -----  開講学期 Q1,Q2 
曜日・時限 火4〜5  単位数 2単位 
授業形態   60単位上限  
対象学生 ----- 
キーワード 心理学実験  
講義室情報 人間社会第1講義棟 313講義室 
開放科目 ----- 
備考 ----- 

授業の主題
心理学基礎実験

 
授業の目標
心理学の基礎的実験方法に習熟するとともに,基本的事実と理論を学習する。

 
学生の学修目標
実験や調査を通して,人や動物の行動を客観的・計量的に理解することができるようになることをめざす。

 
授業概要
心理学の基礎的実験方法に習熟するとともに,基本的事実と理論を学習するため,9つのテーマについての実験を行う。得られたデータを分析し,他の資料を参照した上で考察を加え,レポート作成を行う。各実験は,6人程度の小グループに分かれて行い,各人が実験者と実験参加者を体験する。したがって,特別な場合(あらかじめ知らせておくこと)を除き,遅刻・欠席は認められない。予定している実験は,以下の通りである。詳細は授業開始時に説明する。マニュアルを配布するので,各課題の前に予習を行うこと。なお実験結果として得られたデータの分析や考察などの一連の作業は授業時間外に各自で行う。


 
評価方法と割合
評価方法
その他/Other methods  行ったすべての実験に対し,1週間以内に指示に従ったレポートを作成し,提出しなければならない。全レポートが提出されたことを前提に,総合得点を評価点とする。

 
評価の割合
【授業には3分の2以上の出席を必要とする】

100% レポート
 
ルーブリック
【授業別ルーブリック】
評価項目評価基準
54321
実験レポートの基本的な構成心理学論文としての執筆のルールを十分に理解し、書式や文章レイアウト、章立てなどが実験レポートの体裁として十分に完成されている。心理学論文としての執筆のルールを理解し、書式や文章レイアウト、章立てなどが実験レポートの体裁としておおよそ完成されている。心理学論文としての執筆のルールがあまり理解できておらず、書式や文章レイアウト、章立てなどが実験レポートの体裁としてあまり十分でない。心理学論文としての執筆のルールが理解できておらず、書式や文章レイアウト、章立てなどが実験レポートの体裁として十分でない。書式や文章レイアウト、章立てなどが実験レポートの体裁がまったくできていない。
目的に関する記述目的に関する十分な理論的説明 に加え、目的に沿った仮説を明確に記述できている。マニュアルの単なる転記ではなく、実験目的を明確にするための補足的説明が加えられている。マニュアルに書かれてある目的を 概ね間違いなく記述できている。記述が省略されすぎていて、目 的の説明として不十分である。目的に関する記述が無い。
方法に関する記述実験参加者、実験で用いた刺激や質問紙、 手続き等について追試可能なレベルで詳細に記述されている。マニュアルの単なる転記ではなく、実験手順等の補足的説明が付け加えられ ている。マニュアルに書かれてある方法を概ね間違いなく記述できている。触れられていない手続きや方法がある。方法に関する記述が無い。
結果に関する記述データの整理や分析が適切におこなわれており、図表のタイトル、図表種別の選択、伝わりやすい作図作表表現、本文での図表に対する正確な説明などが全て適切に出来ている。図表のタイトル、図表種別の選択、伝わりやすい作図作表表現、本文での図表に対する正確な説明などが出来ている。実験で行った結果について記述が必要なものが網羅できている。触れられていない結果がある。結果に関する記述が無い。
考察に関する記述実験結果に対する解釈について、過去の論文や資料を参照し、論理的に十分考察できている。実験結果に対する解釈について、過去の論文や資料を参照し、考察できている。自らの主観的な推論に留まってはいるが、実験結果に対する解釈が概ねできている。単なる感想に留まっている。考察に関する記述が無い。
 
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
指定された教科書の各回の内容をあらかじめ読み,内容の理解に努めるとともに,疑問点をまとめておくこと(60分程度の学習時間を必要とする)。
 
予習に関する教材
 
復習に関する指示
授業内容を復習すること(30分程度の学習時間を必要とする)。
その他の学習として
(1)各テーマに関連する文献を読み,理解を深めること。
(2)授業内容を指針として,身近な問題や自己に関する考察を深めること
 
復習に関する教材
 
教科書・参考書
教科書・参考書補足
この授業のために作成した心理学実験のためのマニュアル(金沢大学人文学類心理学研究室 編)をテキストとして用いる。第1回のオリエンテーション時に受講者に配布する。また,参考書として次の図書2点を強く薦める。(1)利島保・生和英敏(編)「心理学のための実験マニュアル」北大路書房,(2)心理学実験指導研究会(編)「実験とテスト―心理学の基礎 (実習編) 」培風館

 
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
E-mail: tokada@staff.kanazawa-u.ac.jp(Okada), tohruta@staff.kanazawa-u.ac.jp(Taniuchi), hkojima@staff.kanazawa-u.ac.jp(Kojima),yukikoa@staff.kanazawa-u.ac.jp(Araki)
 
履修条件
心理学コースに進学した2年生は必ず履修しなければならない。学年指定されたコース必修科目である。また3年次履修指定の心理学実験・調査演習(A,B,C)は,本授業を修了することが要件となっているので,注意すること。
 
その他履修上の注意事項や学習上の助言
4限目と5限目の2コマ連続の授業なので注意すること。授業の遅刻や欠席,レポートの提出の遅れは原則として認められないが,特別な理由がある場合は荒木(yukikoa@staff.kanazawa-u.ac.jp)まで前もって連絡すること。
 
特記事項
特になし

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