タイトル

科目名[英文名] 心理学統計法2[Psychological Statistics 2] 
担当教員[ローマ字表記] 谷内 通[TANIUCHI, Tohru] 
科目ナンバー PSY3006A  科目ナンバリングとは
時間割番号 42610  科目区分 ----- 
講義形態 -----  開講学域等 人間社会学域 
適正人数 30名まで。ただしこれを超えても調整は行わない。  開講学期 Q3,Q4 
曜日・時限 火3  単位数 2単位 
授業形態   60単位上限  
対象学生 ----- 
キーワード 心理学研究法,データ分析,統計法  
講義室情報 学術メディア創成センター 演習室 
開放科目 ----- 
備考 ----- 

授業の主題
心理統計法入門

 
授業の目標
この授業では,心理学の文献読解や研究の遂行に必要となる一般的な統計的手法について解説する。特に,信頼区間,t検定,分散分析,ノンパラメトリック検定といった推測統計法について取り上げる。

 
学生の学修目標
学生は,心理統計法における基本用語の意味を覚える。
学生は,教科書内で例示された分析法の計算手順を反復する。
学生は,多様なデータに応じて,適切な分析法を選択する。
学生は,多様な統計的検定法について計算する。
学生は,統計的分析法の基本的原理を説明できる。

 
学修成果
学生は,心理統計法における基本用語を使用できるようになる。
学生は,教科書内で例示された分析法を計算できるようになる。
学生は,多様なデータに応じて,適切な分析法を選択できるようになる。
学生は,多様な統計的検定法について計算できるようになる。
学生は,統計的分析法の基本的原理を説明できる。

 
授業概要
第1回.標本抽出と正規分布
第2回.標準正規分布の利用
第3回.有意水準
第3回.検定の方向性
第5回.第1種と第2種の誤り,検出力
第6回.t分布,母平均と標本平均の検定
第7回.母平均の区間推定
第8回.2つの平均値の差の検定
第9回.F分布,1要因の分散分析
第10回.多重比較
第11回.2要因計画の分散分析
第12回.交互作用の分析
第13回.カイ2乗検定
第14回.順位検定
第15回.様々な相関,相関の検定
第16回.試験

※総合メディア基盤センターの演習室において行う。適宜,Microsoft Excelを使用する。事前学習と授業内での解説に基づき,学生はディスカッション等の授業内活動に参加することが必要である。
 
評価方法と割合
評価方法
次項の項目及び割合で総合評価し、次のとおり判定する。
「S(達成度90%~100%)」、「A(同80%~90%未満)」、「B(同70%~80%未満)」、「C(同60%~70%未満)」を合格とし、「不可(同60%未満)」を不合格とする。(標準評価方法)
 
評価の割合
授業には、3分の2以上の出席を必要とする。中間試験20%,学期末試験80%。中間試験(20%)を実施しない場合には期末試験の評価割合100%とする。出席状況には授業中の活動の成果を含む。欠席した回の授業内容に関する質問は受け付けないので,他の受講者等に質問して独習すること。
 
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
時間外の予習・復習を各回90分程度,期間全体で通算60時間の自習時間が期待されている。
 
予習に関する教材
 
復習に関する指示
時間外の予習・復習を各回90分程度,期間全体で通算60時間の自習時間が期待されている。
 
復習に関する教材
 
教科書・参考書
教科書
教科書 書名 ISBN
9784781912356
著者名
出版社
出版年
2017
 
教科書・参考書補足
教科書:山内光哉著『心理・教育のための統計法(第3版)』サイエンス社
※第1回目の授業までに用意すること
 
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
オフィスアワー:月曜日5限目。必ず3時間前までにメールで予約すること。欠席した回の授業に関する質問は受け付けない。
tohruta@staff.kanazawa-u.ac.jp

 
履修条件
人文学類の学生に限る。特別な理由から受講を希望する場合には事前に相談に来て了承を得ること。なお,心理学コースの別の授業(基礎実験法,基礎調査法等)と則した内容とする場合がある。心理学コース以外の学生で受講を希望する場合には,この点について理解した上で受講すること。
 
適正人数
30名まで。ただしこれを超えても調整は行わない。
 
その他履修上の注意事項や学習上の助言
人文学類心理学コースの必修の授業。総合メディア基盤センター演習室を使用するので。教員到着までに時間があるときにはパソコンによる自習を行っていること。教科書は必ず各自用意すること。
 
特記事項
カリキュラムの中の位置づけ
基礎実験実習およびその後の研究や実習にとって不可欠の基礎知識であり,心理学コース2年生の必修授業となっている。
 

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