タイトル

科目名[英文名] 心理学統計法1[Psychological Statistics 1] 
担当教員[ローマ字表記] 谷内 通[TANIUCHI, Tohru] 
科目ナンバー PSY3005A  科目ナンバリングとは
時間割番号 42609  科目区分 ----- 
講義形態 -----  開講学域等 人間社会学域 
適正人数 30名まで。ただしこれを超えても調整は行わない。  開講学期 Q1,Q2 
曜日・時限 火3  単位数 2単位 
授業形態   60単位上限  
対象学生 ----- 
キーワード 心理学研究法,データ分析,統計法  
講義室情報 学術メディア創成センター 演習室 
開放科目 ----- 
備考 ----- 

授業の主題
心理統計法入門

Introduction to Psychological Statistics
 
授業の目標
この授業では,心理学の文献読解や研究の遂行に必要となる一般的な統計的手法について解説する。特に,中心傾向の測度と散布度,正規分布の利用,相関と回帰といった記述統計法について取り上げる。
 
学生の学修目標
学生は,心理統計法における基本用語の意味を覚える。
学生は,教科書内で例示された分析法の計算手順を反復できる。
学生は,多様なデータに応じて,適切な分析法を選択できる。
学生は,記述的なデータ分析法について,自ら計算できるようになる。
 
学修成果
学生は,心理統計法における基本用語を適切に使用できるようになる。
学生は,教科書内で例示された分析法を自ら適用できるようになる。
学生は,多様なデータに応じて,適切な分析法を選択できるようになる。
学生は,記述的なデータ分析法について,自ら計算できるようになる。
 
授業概要
第1回.心理学における統計法の必要性
第2回.度数分布の集計
第3回.中心傾向の測度
第4回.散布度1
第5回.散布度2
第6回.正規分布
第7回.標準正規分布と偏差値
第8回.パーセンタイル点・順位
第9回. 直線相関と直線回帰1
第10回.直線相関と直線回帰2
第11回.相関係数に影響する要因と解釈時の留意点
第12回.母集団と標本抽出
第13回.標本抽出分布と標準誤差
第14回.標本抽出分布と正規分布
第15回.統計的検定の考え方
第16回.試験

※総合メディア基盤センターの演習室において行う。適宜,Microsoft Excelを使用する。事前学習と授業内での解説に基づき,学生はディスカッション等の授業内活動に参加することが必要である。
 
評価方法と割合
評価方法
次項の項目及び割合で総合評価し、次のとおり判定する。
「S(達成度90%~100%)」、「A(同80%~90%未満)」、
「B(同70%~80%未満)」、「C(同60%~70%未満)」を合格とし、
「不可(同60%未満)」を不合格とする。(標準評価方法)
 
評価の割合
授業には、3分の2以上の出席を必要とする。中間試験20%,学期末試験80%, 中間試験(20%)を実施しない場合には,期末試験の評価割合を100%とする。欠席した回の授業内容に関する質問は受け付けないので,他の出席者等へ質問して独習すること。
 
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
時間外の予習・復習を各回90分程度,期間全体で通算60時間の自習時間が期待されている。
 
予習に関する教材
 
復習に関する指示
時間外の予習・復習を各回90分程度,期間全体で通算60時間の自習時間が期待されている。
 
復習に関する教材
 
教科書・参考書
教科書
教科書 書名 ISBN
9784781912356
著者名
出版社
出版年
2017
 
教科書・参考書補足
教科書:山内光哉著『心理・教育のための統計法(第3版)』サイエンス社
生協で販売されるので,第1回目の授業までに入手しておくこと。心理統計法2でも使用する。
 
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
オフィスアワー:月曜日5限目。必ず3時間前までにメールで予約すること。欠席した回の授業に関する質問は受け付けない。tohruta@staff.kanazawa-u.ac.jp
 
履修条件
人文学類の学生に限る。特別な理由から受講を希望する場合には事前に相談に来て了承を得ること。なお,授業内容は心理学コースの別の授業(基礎実験法,基礎調査法等)に則して決定する場合がある。心理学コース以外の学生で受講を希望する場合には,この点について理解した上で受講すること。
 
適正人数
30名まで。ただしこれを超えても調整は行わない。
 
その他履修上の注意事項や学習上の助言
人文学類心理学コースの必修の授業。総合メディア基盤センター演習室を使用するので。教員到着までに時間があるときにはパソコンによる自習を行っていること。教科書は必ず各自用意すること。
 
特記事項
カリキュラムの中の位置づけ
基礎実験実習およびその後の研究や実習(心理学基礎実習,心理学実験・調査演習,卒論)にとって不可欠の基礎知識であり,心理学コース2年生の必修授業となっている。
 

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