タイトル

科目名[英文名] 社会情報学[Social Infomatics] 
担当教員[ローマ字表記] 岩本 健良[IWAMOTO, Takeyoshi] 
科目ナンバー SOC3601A  科目ナンバリングとは
時間割番号 41132  科目区分 ----- 
講義形態 -----  開講学域等 人間社会学域 
適正人数 -----  開講学期 Q3,Q4 
曜日・時限 木3  単位数 2単位 
授業形態   60単位上限  
対象学生 ----- 
キーワード ジェンダー,教育,ダイバーシティ,社会  
講義室情報 人間社会第1講義棟 203講義室 
開放科目 ----- 
備考 ----- 

授業の主題
ダイバーシティ・ジェンダーと社会、教育
 
授業の目標
グローバル化が進展する現代社会と教育の諸課題を、ダイバーシティとジェンダーの視点から分析し、今後の望ましいあり方を考察する。



 
学生の学修目標
(1)ダイバーシティとは何か。(2)ジェンダーとは何か。(3)ダイバーシティやジェンダーをめぐる状況はどのように変化してきたのか。またその変化の理由は何か。(4)日本の社会や学校は、ダイバーシティやジェンダーの差異について、どのような課題があり、今後どのように改善すべきか。これらの問いを考察することは、ジェンダーや自身の属性を問わず、意義が大きい。これらの問いに答えながら、金沢大学でのジェンダーとダイバーシティをめぐる状況と今後の在り方についても、学生が自分自身の視点から考察できるようになる。
 
学修成果
上記学習目標に掲げた問いに、自身の考察を交えて答えることができる。
教員として学校現場で、また職場や地域のさまざまな場で、ダイバーシティとジェンダーの視点を生かして、自他の人権と個性を尊重するよう、改善を働きかけることができる。
 
授業概要
 現代の日本において、ますます多くの外国にルーツを持つ人々が暮らすようになっている。またジェンダーや貧富の格差に関する多くの課題が残されている。社会や学校における、ジェンダー間の差異や、ダイバーシティに関する課題について、さまざまな角度から考察する。日本の学校におけるジェンダーシステムについて、構造と今後の進むべき道や課題について、考察を深める。授業においては、ディスカッションなどアクティブラーニングも多く取り入れる。積極的な参加と、質問や意見を歓迎する。
 
講義スケジュール
講義回テーマ具体的な内容担当教員
1オリエンテーション(この講義の目的・進め方)  
2社会と学校この回からテキスト持参のこと 
3教育を支える思想の諸潮流  
4西洋における教育の歴史  
5日本における教育の歴史(1)  
6日本における教育の歴史(2)  
7教育課程とカリキュラム・マネジメント  
8子どもの権利条約  
9教育の公共性  
10教育の機会均等  
11子どもの貧困と教育  
12社会的養護と児童養護のための施設  
13外国につながる子ども  
14多様な性を生きる子ども  
15まとめと考察  
16学期末論文執筆のサポート  
 

評価方法と割合
評価方法
標準評価方法
学期末レポート(小論文)の評価ポイントは、別途詳しくプリントで示します.

 
評価の割合
【授業には3分の2以上の出席を必要とする】
・15% 小テスト
・65% 学期末レポート
・ 5% 出席状況
・15% グループディスカッションと発表
このほか、この講義の内容に関連する学内外の講演会等に参加し、それについて所定のレポートを提出した場合は、最大10ポイント加算する(オプション)
 
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
テキストの該当する章を事前に読み、疑問点をメモしてくること。
 
予習に関する教材
 
復習に関する指示
復習に関する教材
 
教科書・参考書
教科書
教科書 書名 ISBN
9784762028311
著者名
藤田由美子・谷田川ルミ(編)
出版社
学文社
出版年
2018
 
参考書
参考書 書名 ISBN
9784762027772
著者名
河野銀子・藤田由美子(編)
出版社
学文社
出版年
2018
 
教科書・参考書補足
その他、授業の中で、各回の内容に応じて指示する。
 
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
授業後もしくは木曜4限。
メール iwamot@staff.kanazawa-u.ac.jp
 
履修条件
特になし。
 
その他履修上の注意事項や学習上の助言
内容的に関連する、「ジェンダー学の最前線」シンポジウムへの参加を奨めます。部分的な参加も歓迎ですので、可能な範囲でどうぞ。
 日時:2019年10月1日(火),2日(水)
 場所:金沢大学角間キャンパス 人間社会3号館2階 会議室
 詳細:https://www.kanazawa-u.ac.jp/info/detail.php?e=908
 
特記事項
特になし

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