タイトル

科目名[英文名] 老年・リハビリテーション看護技術演習[Gerontological and Rehabilitation Nursing: Skills Laboratory] 
担当教員[ローマ字表記] 加藤 真由美[KATO, Mayumi], 谷口 好美[TANIGUCHI, Yoshimi], 正源寺 美穂[SHOGENJI, Miho] 
科目ナンバー NURS3152B  科目ナンバリングとは
時間割番号 45130  科目区分 ----- 
講義形態 演習  開講学域等 医薬保健学域 
適正人数 -----  開講学期 Q1,Q2 
曜日・時限 金1〜4  単位数 2単位 
授業形態 対面のみ  60単位上限 対象外 
対象学生 ----- 
キーワード 老年看護技術 リハビリテーション看護技術 
講義室情報 (対面のみ) 
開放科目 ----- 
備考 実務経験のある教員による授業科目(脳卒中、脊髄損傷、がん、認知症などを罹患した高齢患者、ターミナル期の高齢患者等の看護の実務経験に基づき、講義を行っている。) 

授業の主題
老年看護およびリハビリテーション看護に関する理解を深め、高齢者が最適健康状態で、その人らしさを尊重した生活を確立するために必要な基本となる看護技術の原理と方法について修得する。

 
学修目標(到達目標)
個別性を踏まえた看護実践をするために必要な高齢者に対する理解の深め方、看護技術の目的や適切な方法と評価について、高齢者に特有な事例を基にした思考錯誤の模擬実践と学生間の討議を通したフィードバック、少人数制による課題探究を通して修得する。

 
授業概要
・授業形態:対面(感染対策のもと実施する)
・初回の講義:2023年4月7日(金)8:45-/4111号室
・LMS「老年・リハビリテーション看護技術演習」に基づき実施する。具体的スケジュール等は、初回講義で説明あり。各自ノートパソコンの持参を推奨する。

1.脳卒中を発症した高齢者事例の看護過程について、個別による主体的学習と少人数によるアクティブラーニングを通して展開する。
2.次の高齢者に特有な事例をもとに、生活機能障害に応じた看護技術を患者-看護師役を担い模擬的に実践し、学生間による討議を通して学びを自己フィードバックし、患者の視点に立った個別性のある看護技術実践について考察する。
1)嚥下困難な高齢者への援助:摂食・嚥下のアセスメント/嚥下訓練/口腔ケア
2)認知機能低下などによる排泄に問題を持つ高齢者への援助:排尿・排便のアセスメント/排泄用具の選択/トイレ環境整備/おむつ交換技術
3)廃用性症候群予防のための援助:ポジショニング、自己他動運動による関節可動域訓練
4)高齢者への活動・休息援助:移動補助具の選択/移乗・移動の介助
5)難聴のある高齢者への看護

講義の予習として、教科書やLMS「老年・リハビリテーション看護技術演習」に掲載する資料(パワーポイントなど)に目を通しておくこと。また、授業の復習にもそれらを活用すること。各回1時間の自習時間が期待される。
 
評価方法と割合
評価方法
次項の項目及び割合で総合評価し、次のとおり判定する。
「S(達成度90%~100%)」、「A(同80%~90%未満)」、
「B(同70%~80%未満)」、「C(同60%~70%未満)」を合格とし、
「不可(同60%未満)」を不合格とする。(標準評価方法)
 
評価の割合
授業には、3分の2以上の出席を必要とする。

※本科目は老年・リハビリテーション看護実習の実践に係わる看護技術を修得することとなっているため、原則全ての演習に参加すること。

1)事例の看護過程の展開(合計50点/欠席:-5点/コマ)
 課題1:10点
 課題2:15点
 課題3:10点
 グループ作成課題:15点
2)他の5種類の演習とその課題(合計50点/欠席 -10点)
 各10点
3)遅刻:-2点/コマ
 
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
・予習として、教科書やLMS「老年・リハビリテーション看護技術演習」に掲載する資料(パワーポイントなど)に目を通しておくこと。
・既習を振り返り、病態、薬剤、検査結果(血液データなど)の理解を深めながら行うこと。
 
予習に関する教材
 
復習に関する指示
復習として、教科書やLMS「老年・リハビリテーション看護技術演習」に掲載する資料(パワーポイントなど)を活用すること。
 
復習に関する教材
 
教科書・参考書
教科書
教科書 書名
看護学テキストNICE 老年看護学概論 改定第3版
ISBN
著者名
正木治恵,真田弘美
出版社
南江堂
出版年
2020
教科書 書名
看護学テキストNICE 老年看護学技術 改定第3版
ISBN
著者名
真田弘美,正木治恵
出版社
南江堂
出版年
2020
 
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
講義前中後もしくはメールで連絡をしてください。
 加藤: mykato@mhs.mp.kanazawa-u.ac.jp
 谷口: ytani@staff.kanazawa-u.ac.jp
 正源寺:shogen@mhs.mp.kanazawa-u.ac.jp
 
履修条件
老年看護対象論、老年リハビリテーション看護論等を履修していること。
 
その他履修上の注意事項や学習上の助言
1.演習は基本的にグループ単位で進めるため、連携を円滑にして充実した演習となるための努力を怠らないこと。
  また、遅刻や欠席をしないこと。
2.事前学習や服装の指定などについては教員の指示に従うこと。
3.課題についてインターネットからの無断転載はしない(出典を明記する)こと。
 
特記事項
特になし

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