タイトル

科目名[英文名] 老年・リハビリテーション看護学特論(一般学生)[Gerontological and Rehabilitation Nursing: Lecture] 
担当教員[ローマ字表記] 加藤 真由美[KATO, Mayumi], 谷口 好美[TANIGUCHI, Yoshimi], 正源寺 美穂[SHOGENJI, Miho] 
科目ナンバー NURS  科目ナンバリングとは
時間割番号 03125-1  科目区分 ----- 
講義形態 -----  開講学域等 医薬保健学総合研究科 
適正人数 -----  開講学期 Q1,Q2 
曜日・時限 木5  単位数 2単位 
授業形態   60単位上限  
対象学生 ----- 
キーワード 老年看護,高齢者看護,リハビリテーション看護,高齢者,生活機能障害,倫理 
講義室情報 (対面と遠隔(双方向)の併用) 
開放科目 ----- 
備考 ----- 

授業の主題
老年看護,リハビリテーション看護,老年リハビリテーション看護(以下,老年・リハビリテーション看護)に関する課題,ならびに課題解決に接近・介入するための諸理論の活用や研究方法を探求する。
 
学修目標(到達目標)
1.老年・リハビリテーション看護に関する対象者の理解およびその対象者がもつ課題とは何かを説明できる。
2.老年・リハビリテーション看護の主要な概念を理解し、関連領域の諸理論・evidenceを適切に活用し、高齢者やリハビリテーション過程にある患者の健康支援の実践につなげられる。
3.老年・リハビリテーション看護に関する国内外の研究動向を捉え、課題解決のために接近・介入ができる。
 
授業概要
・授業形態
 対面もしくは状況に応じてハイブリッド(特別講義,COVID-19の状況により変更あり)・講義と双方向の組み合わせ,および課題中心(レポート課題)とする。

・課題の発表
 参加人数分の資料を準備する。プロジェクターを使用する場合は、自分のパソコンを持参し,少し早めに来て接続する。

・具体的説明
 初日の授業オリエンテーションで説明する。
 ※授業内容の日程変更の可能性あり。

回目(日)・場所 講義概要(担当教員)
1(4/6)・3309 
1)授業オリエンテーション(課題の説明含む)
2)講義時間内演習(基礎):アカデミックな文章と引用(加藤)
3)講義・討議:「老年・リハビリテーション看護」に関する主要概念の理解(加藤)

2(4/13)・4305
 講義・討議:「老年看護」に関する主要概念の理解(谷口)

3(4/20)・4305
1)対象者理解のための演習・討議:高齢者疑似体験(正源寺)
2)提出課題1の発表・討議
 「老年・リハビリテーション看護における対象者とは?」
・高齢者模擬体験から、対象者理解について新たな気付きはありましたか?記載してきた課題レポートに新たな気付きを加えて説明してください。
・体験しての思いや考えは?
・体験したことを自分の研究課題、教育(看護基礎教育や継続教育)、研究にどのように活かしますか?

4(4/27)・4305
 講義・討議:「精神リハビリテーション看護(仮題)」(田中浩二)

5(5/11)・4305
1)提出課題2の発表・討議
 「老年・リハビリテーション看護における課題とは何か?」
 講義・討議:高齢者に関わる倫理的課題と判断(加藤)

6(5/18)・4305
 講義・討議:「高齢者への急性期看護の動向」(大桑麻由美)

7(5/25)・4305
1)提出課題3の発表・討議
 「老年・リハビリテーション看護に関わる概念や諸理論の活用:対象者や対象者がおかれている状況の理解に関する接近法」
2)講義・討議:高齢者のエンド・オブ・ライフ期の看護の課題と支援(谷口)

8(6/1)・3309
 特別講義・討議(オンライン)
「認知症のある施設高齢者への看護(仮題)」

(6/8はインターバル期間のため,講義はない)

9(6/15)4305
1)課題4の発表・討議
 「老年・リハビリテーション看護に関わる概念や諸理論の活用:対象者や対象者がおかれている状況に対する介入・支援の方法」
2)講義・討議:老年・リハビリテーション看護における対象者への活動支援(正源寺)

10(6/22)・3309
 特別講義・討議(オンライン)
「認知症のある在宅高齢者への看護(仮題)」

11(6/29)・4305
1)課題5の発表・討議
「老年・リハビリテーション看護に関わる概念や諸理論の活用:介入・支援の評価方法」
2)講義・討議:介入・支援の評価(加藤)

12(7/6)・4305
 課題6の発表・討議(その1)
 「論文のクリティーク:総説を除く研究論文」

13(7/13)・4305
 課題6の発表・討議(その2)
 「論文のクリティーク:総説を除く研究論文」

14(7/20)・4305
 課題7の発表・討議(その1)
 「プレゼンテーション:老年・リハビリテーション看護に関わる研究の動向」

15(7/27)4305
 課題7の発表・討議(その2)
1)「プレゼンテーション:老年・リハビリテーション看護に関わる研究の動向
まとめ」
2)まとめ

16(8/19・土)・4305号室(オンライン)
 「Person-centered careを基盤にした認知症看護(仮題)」
 浜松医科大学 鈴木みずえ 教授
 
評価方法と割合
評価方法
3分の2以上の出席を必要とする。
評価規準
 
評価の割合
・提出課題(クリティークとプレゼンテーション除く):計50点(10×5回)
・クリティーク:20点(1回)
・プレゼンテーション:30点(1回)
 
ルーブリック備考
評価基準
1.国内外の文献データベースを使用し、よく調べている。
2.国内外の論文を熟読し、深く理解している。
3.文献や専門書を用い、深く多角的に考察し,新たな知見を見出すよう努力している。また、自分の考えを述べている。
4.その他:文章や構成の明瞭さ、引用の適切性 等
 
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
★3.オンデマンド教材以外の指示・課題
・LMSに提示してある「老年RH看護学特論 課題」を読み、よく調べ、よく考えて提示できるようにする。
・自分の研究課題に関する国内外の文献や専門書籍を読む。
・論文を読み際に,APA 論文作成マニュアル(第2版)もしくは英語版の最終版(第7版)や看護学研究方法特論で指定されている教科書,自分で探した書籍を参考にする。
 
予習に関する教材
 
復習に関する指示
★3.オンデマンド教材以外の指示・課題
・「老年RH看護学特論 課題」において、自分が実施した課題を振り返り、何についてどのように改善したらよいか考察してください。
 
復習に関する教材
 
教科書・参考書
教科書
教科書 書名 ISBN
9784260012201
著者名
アメリカ心理学会(訳 前田樹海 他)
出版社
医学書院
出版年
2013
 
教科書・参考書補足
講義内容に関連のある書籍や資料は講義時間に提示する。
参考書
Kristen L. Mauk, Rehabilitation Nursing A contemporary approach to practice, Jones & Bartlett Learning, 2012, ISBN 978-0-7637-8059-3 などがある。
研究室保管であり、借用では申し出ること
 
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
質問は講義時間内もしくは講義時間後かメールでアポイントメントを取ることが望ましい。
老年リハビリテーション看護学
 加藤 真由美
 谷口 好美
 正源寺 美穂
精神看護学
 田中浩二
 
履修条件
その他履修上の注意事項や学習上の助言
英語の論文を読むことを積極的に挑戦していただきたい。
 
特記事項
特になし

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