タイトル

科目名[英文名] 融合先導知実践演習B(アイデアキャンプ)[Practical Seminar for the Integrated and Innovative Knowledge B] 
担当教員[ローマ字表記] 林 透[HAYASHI, Toru], 山下 貴弘[YAMASHITA, Takahiro], 中野 正俊[NAKANO, Masatoshi] 
科目ナンバー -----  科目ナンバリングとは
時間割番号 90035  科目区分 ----- 
講義形態 演習  開講学域等 融合学域 
適正人数 20人  開講学期 Q3 
曜日・時限 集中  単位数 2単位 
授業形態   60単位上限  
対象学生 ----- 
キーワード 課題解決、グループワーク、ファシリテーションスキル、企画提案力アップ、文理融合、異分野協働、KU-STEAM 
講義室情報 インキュベーション施設 セミナー室(対面のみ) 
開放科目 ----- 
備考 ----- 

授業の主題
この授業では、学域・学類、学年を超えた学生同士、さらに企業・自治体等の方が集まり、リアルな課題に対して、解決策を検討する方法を体験的に学びながら、3つのリテラシー(データリテラシー、ヒューマンリテラシー、科学技術リテラシー)を融合した専門知と鋭敏な飛躍知を備えた「融合先導知」に統合することを目指す。
 
授業の目標
文理融合や分野融合による学びの価値を実感することを目的に、学域・学類、学年、さらに企業・自治体等の方が集まり、文理や立場を超えた学生・社会人がともに、リアルな課題に対して、解決策を検討する方法を体験的に学びながら、融合した専門知と鋭敏な飛躍知を備えた「融合先導知」の意義や価値を理解することを目指す。これらの学習活動を通して、「融合先導知」に必要とされる融合した専門知と鋭敏な飛躍知を修得することの意義や価値を理解し、実践できることを目標とする。
 
学生の学修目標
(1)与えられた課題を理解して、自分なりにそれを解決するアイデアを出すことができる。
(2)生み出したアイデアを新サービスや新商品の提案にまとめることができる。
企業・自治体等のリアルな課題を理解しながら、解決策の提案をグループで行うことができる。
(3)文理融合や分野融合の意義や価値を理解し、多様なメンバーと協働しながら、積極的に課題解決に取り組むことができる。
 
学修成果
(1)与えられた課題を理解して、自分なりにそれを解決するアイデアを出すことができる。
(2)生み出したアイデアを新サービスや新商品の提案にまとめることができる。
企業・自治体等のリアルな課題を理解しながら、解決策の提案をグループで行うことができる。
(3)文理融合や分野融合の意義や価値を理解し、多様なメンバーと協働しながら、積極的に課題解決に取り組むことができる。
 
授業概要
授業概要:この授業(アイデアキャンプ)は、3日間の集中講義である。以下の日程で開講するため、すべての日程に出席する必要がある。1日目は、課題解決法の習得、2日目と3日目は実際に企業・自治体等の方から課題を提出してもらい、その解決法について企業・自治体等の方と一緒に考え、提案する。

1日目:11月5日(土) 9:30~17:30(昼食休憩あり)
└ワークショップ(課題解決法の修得)
└例)テーマ:学生が思わず参加したくなるインターンシップとは?
●午前 授業概要説明、チームビルディング、ブレインストーミング等
●午後 アイデア提案、グランドルール検討

2日目:11月12日(土) 9:30~17:30(昼食休憩あり)
└ワークショップ(企業・自治体等の課題発見)
└例)新商品やサービスのPR方法を考えてみよう、プロトタイプをつくろうなど 
   企業や知自治体から独自の課題を提示される予定。
●午前 ヒアリング(企業・自治体等の情報から強みや課題を調査など)、課題抽出
●午後 企業・自治体等の方と一緒に考えるアイデアブレスト

3日目:11月23日(水・祝) 9:30~17:30(昼食休憩あり)
└ワークショップ(企業・自治体等から提出された課題解決策の提案)
●午前 課題解決案の検討、プレゼンテーション準備
●午後 企業・自治体等の方と一緒に提案プレゼンテーション、まとめ、振り返り
※上記3日間とは別に、事前に授業のオリエンテーション、授業終了後は試験ではなくレポートを作成する。

〇アイデアキャンプ出展団体・テーマ(案)
(1)株式会社箔一:「金箔メーカーにおける、ものづくりを知ってもらうための方法は?」
(2)株式会社小林製作所:「板金を使った新規プロダクトを企画しよう!」
(3)能登町役場・能登高校魅力化プロジェクト:「過疎化・少子化で入試倍率1倍を下回る地元県立高校を地域に欠くことのできない教育機関として今後も存続/発展させるには?」
(4)加賀商工会議所:「マスクあり婚活イベントにおいて、より仲が深まるコミュニケーションとは?」
※出展団体やテーマは案ですので、変更になる可能性があります。
※プログラムのテーマとグループは、抽選で決定します。
 
評価方法と割合
評価方法
毎回提出させるワークシート等の内容と能動的な学修に十分に取り組んだかどうかを総合的に判断して評価する。
集中講義のため、毎回の出席が必要不可欠である。なお、やむを得ない理由があれば、出席に相当する課題を課すことで対応するので、申し出ること。
 
評価の割合
(1)課題解決策の発表(40%)
(2)各回授業での課題作成(40%)
(3)授業態度。授業への参加度(20%)

 
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
毎回の授業時間内において、次回に向けた予習課題を提示する(予習時間目安:60~90分)
課題解決手法に関する学習、情報収集など
 
予習に関する教材
 
復習に関する指示
講義で学んだことから考える提言をまとめる
 
復習に関する教材
 
教科書・参考書
参考書
参考書 書名
発想法の使い方
ISBN
著者名
加藤 昌治
出版社
日経文庫
出版年
2015
 
教科書・参考書補足
授業内において、必要となる資料及びワークシートを配布します。
 
オフィスアワー等(学生からの質問への対応方法等)
授業に関する質問等は、原則として、メールで受け付けます。
質問等がある場合には、山下(y.takahiro@staff.kanazawa-u.ac.jp)までご連絡ください。
 
履修条件
どの学域・学類、どの学年でも受講可能。
 
適正人数
受講定員は20名。
 
受講者調整方法
受講希望者多数の場合は、システム抽選にて選抜します。
履修希望者が受講定員を超える場合には、1年生及び2年生の受講希望者を優先します。
また、「融合先導知概論A(サービスラーニングとアントレプレナーシップ)」及び「融合先導知実践演習A(ちょこっとマイプロジェクト)」の履修者を優先としますが、上記科目履修者以外の履修も歓迎します。
 
その他履修上の注意事項や学習上の助言
授業では、企業・自治体等の担当者の方からリアルな課題について提示していただいたのち、社会人も含めたワークショップ形式を実施するため、積極的な参加が望まれます。
最終的にはグループで考えたアイデアを企業・自治体等の方に「提言」という形で報告する形となります。グループ単位で履修するため、履修確定後の履修辞退はご遠慮ください。
 
特記事項
カリキュラムの中の位置づけ
先導STEAM人材育成プログラム(KU-STEAM)の発展科目です。

 

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