タイトル

科目名[英文名] 災害復興支援実習[Field Practicum in Disaster Recovery Support] 
担当教員[ローマ字表記] 高原 耕平[TAKAHARA, Kohei] 
科目ナンバー -----  科目ナンバリングとは
時間割番号 77651.1  科目区分 ----- 
講義形態 -----  開講学域等 共通教育 
適正人数 20人  開講学期 Q3 
曜日・時限 集中  単位数 1単位 
授業形態   60単位上限  
対象学生 全学生 
キーワード 防災・復興⼈材特別プログラム科⽬ 
講義室情報 総合教育講義棟 C4講義室(対面のみ) 
開放科目 ----- 
備考 ----- 

授業の主題
能登半島地震・豪雨被災地への復興支援に限定的に関わることで、被災地・被災者の現状を学び、ひとを支援することの本質を考える。
今年度は被災集落における「コミュニティ・アーカイブ」設立の支援として、被災者のききがき集を作成する。事前学習・被災者へのききとり・文字起こし・編集までを一貫して体験する。編集したききがき集は後日製本し、被災者に進呈および現地アーカイブに収蔵する。
 
学修目標(到達目標)
1. コミュニティ・アーカイブの概念を理解する。
2. 被災体験のききがき(ききとり、文字起こし、編集)の方法を体得する。
3. 他者の被災体験を受け止めることの意味を熟考し、自身の専門性と接続する方策を検討できるようになる。
 
授業概要
特になし
講義スケジュール
講義回テーマ具体的な内容担当教員
1事前学習① コミュニティ・アーカイブの学習
(角間キャンパス)
・コミュニティ・アーカイブの概念と実践例を学ぶ。
・調査地被害や安全確保など、被災地調査の重要事項を学ぶ。
 
2事前学習② チーム作り
(角間キャンパス)
・ききがき作成の具体的な工程を学ぶ。
・聞き取りを行う能登半島被災地の実情を学ぶ。
・ききがき作成のチームをクラス内でつくる。
 
3現地実習① 被災地巡検
(能登半島)
・能登半島被災地を訪問し、バスや徒歩で移動しながら、発災当時の状況や現状を学ぶ。 
4現地実習② ききとり
(能登半島)
・アポイントを取り、被災者を訪問し、ききとりを行う。 
5現地実習③ ききとり
(能登半島)
・アポイントを取り、被災者を訪問し、ききとりを行う。 
6編集実習① ききがきの編集
(角間キャンパス)
・録音データから文字起こしを行い、WordおよびinDesignを用いてききがきノートを編集する。
・文字起こしと編集作業はチームごとに協力して行う。
 
7編集実習② ききがきの編集
(角間キャンパス)
・録音データから文字起こしを行い、WordおよびinDesignを用いてききがきノートを編集する。
・文字起こしと編集作業はチームごとに協力して行う。
 
8編集実習③ ききがきの編集
(角間キャンパス)
・録音データから文字起こしを行い、WordおよびinDesignを用いてききがきノートを編集する。
・文字起こしと編集作業はチームごとに協力して行う。
 
 

評価方法と割合
評価方法
次項の項目及び割合で総合評価し、次のとおり判定する。
「S(達成度90%~100%)」、「A(同80%~90%未満)」、
「B(同70%~80%未満)」、「C(同60%~70%未満)」を合格とし、
「不可(同60%未満)」を不合格とする。(標準評価方法)
 
評価の割合
【授業には3分の2以上の出席を必要とする】
・50% レポート
・50% 最終成果物(ききがき)
 
授業時間外の学修に関する指示
予習に関する指示
活動地域は七尾市を予定している。
能登半島地震の全体像、および七尾市の被災・復興状況について、自治体の公刊物(多くはウェブで公開されている)等で把握しておくこと。
 
予習に関する教材
オンデマンド教材以外の指示・課題
 
復習に関する指示
実習の体験全体について振り返ること。
実習の体験を、家族や学類の知人など、本実習を受講していない人に語り、議論すること。
 
復習に関する教材
オンデマンド教材以外の指示・課題
 
教科書・参考書
参考書
参考書 書名 ISBN
4794968744
著者名
佐藤知久, 甲斐賢治, 北野央著
出版社
晶文社
出版年
2018
参考書 書名 ISBN
4864260524
著者名
宮本常一, 安渓遊地著
出版社
みずのわ出版
出版年
2024
参考書 書名 ISBN
4254180705
著者名
日本生態学会監修
出版社
朝倉書店
出版年
2025
 
オフィスアワー・連絡先等(学生からの質問への対応方法等)
面会予定調整や質問はメール(tkhr-noto@staff.kanazawa-u.ac.jp)で受け付ける。
 
履修条件
集中講義として12/3-5に開講予定であるため、この期間に確実に受講可能であること。
 
適正人数
20
 
特記事項
特になし

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