授業の主題
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能登半島地震・豪雨被災地への復興支援に限定的に関わることで、被災地・被災者の現状を学び、ひとを支援することの本質を考える。
今年度は被災集落における「コミュニティ・アーカイブ」設立の支援として、被災者のききがき集を作成する。事前学習・被災者へのききとり・文字起こし・編集までを一貫して体験する。編集したききがき集は後日製本し、被災者に進呈および現地アーカイブに収蔵する。
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学修目標(到達目標)
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1. コミュニティ・アーカイブの概念を理解する。
2. 被災体験のききがき(ききとり、文字起こし、編集)の方法を体得する。
3. 他者の被災体験を受け止めることの意味を熟考し、自身の専門性と接続する方策を検討できるようになる。
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授業概要
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特になし
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講義スケジュール
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| 講義回 | テーマ | 具体的な内容 | 担当教員 |
| 1 | 事前学習① コミュニティ・アーカイブの学習 (角間キャンパス) | ・コミュニティ・アーカイブの概念と実践例を学ぶ。 ・調査地被害や安全確保など、被災地調査の重要事項を学ぶ。 | |
| 2 | 事前学習② チーム作り (角間キャンパス) | ・ききがき作成の具体的な工程を学ぶ。 ・聞き取りを行う能登半島被災地の実情を学ぶ。 ・ききがき作成のチームをクラス内でつくる。 | |
| 3 | 現地実習① 被災地巡検 (能登半島) | ・能登半島被災地を訪問し、バスや徒歩で移動しながら、発災当時の状況や現状を学ぶ。 | |
| 4 | 現地実習② ききとり (能登半島) | ・アポイントを取り、被災者を訪問し、ききとりを行う。 | |
| 5 | 現地実習③ ききとり (能登半島) | ・アポイントを取り、被災者を訪問し、ききとりを行う。 | |
| 6 | 編集実習① ききがきの編集 (角間キャンパス) | ・録音データから文字起こしを行い、WordおよびinDesignを用いてききがきノートを編集する。 ・文字起こしと編集作業はチームごとに協力して行う。 | |
| 7 | 編集実習② ききがきの編集 (角間キャンパス) | ・録音データから文字起こしを行い、WordおよびinDesignを用いてききがきノートを編集する。 ・文字起こしと編集作業はチームごとに協力して行う。 | |
| 8 | 編集実習③ ききがきの編集 (角間キャンパス) | ・録音データから文字起こしを行い、WordおよびinDesignを用いてききがきノートを編集する。 ・文字起こしと編集作業はチームごとに協力して行う。 | |
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評価方法と割合
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評価方法
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次項の項目及び割合で総合評価し、次のとおり判定する。
「S(達成度90%~100%)」、「A(同80%~90%未満)」、
「B(同70%~80%未満)」、「C(同60%~70%未満)」を合格とし、
「不可(同60%未満)」を不合格とする。(標準評価方法)
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評価の割合
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【授業には3分の2以上の出席を必要とする】
・50% レポート
・50% 最終成果物(ききがき)
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授業時間外の学修に関する指示
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予習に関する指示
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活動地域は七尾市を予定している。
能登半島地震の全体像、および七尾市の被災・復興状況について、自治体の公刊物(多くはウェブで公開されている)等で把握しておくこと。
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予習に関する教材
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オンデマンド教材以外の指示・課題
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復習に関する指示
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実習の体験全体について振り返ること。
実習の体験を、家族や学類の知人など、本実習を受講していない人に語り、議論すること。
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復習に関する教材
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オンデマンド教材以外の指示・課題
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教科書・参考書
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参考書
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4794968744
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佐藤知久, 甲斐賢治, 北野央著
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晶文社
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2018
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4864260524
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宮本常一, 安渓遊地著
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みずのわ出版
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2024
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4254180705
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日本生態学会監修
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朝倉書店
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2025
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オフィスアワー・連絡先等(学生からの質問への対応方法等)
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面会予定調整や質問はメール(tkhr-noto@staff.kanazawa-u.ac.jp)で受け付ける。
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履修条件
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集中講義として12/3-5に開講予定であるため、この期間に確実に受講可能であること。
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